COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

「COPD」という名前は聞き慣れないかもしれませんが、これは以前から「肺気腫」や「慢性気管支炎」と呼ばれてきた呼吸器の病気です。 主な原因は長年の喫煙習慣で、気道や肺胞がダメージを受け、空気の通りが慢性的に悪くなる状態を指します。そのため、“肺の生活習慣病”とも呼ばれています。

このような症状はありませんか?

  • 40歳以上で、現在または過去に喫煙歴がある
  • 咳や痰が3か月以上続いている
  • 坂道や階段を上ると同年代の人より息切れが強い

COPDの進行と合併症

COPDは進行性の病気で、徐々に軽い動作でも息苦しさを感じるようになります。進行すると、着替えやトイレの動作さえ負担になり、さらに高血圧や心臓病などの合併症を引き起こすこともあります。

当院の診療体制

COPDと診断された場合は、重症度に応じた治療方針を専門医が立案し、症状の進行をできる限り抑えることを目指します。

以下の検査を組み合わせて正確に診断します

  • 詳しい問診
  • 呼吸機能検査
  • 胸部レントゲン など