熊本市のインフルエンザ予防接種2026|9月から開始・料金・接種時期を解説
2026年9月9日

熊本市のインフルエンザ予防接種を2026年にいつ受けるべきか、迷われている方も多いと思います。熊本市では2026年8月にインフルエンザの流行入りが確認されました。
熊本市の感染症発生動向調査では、 2026年第34週(8月17日~8月23日)に定点当たり1.09人となり、 例年より早く流行入りしました。 第35週(8月24日~8月30日)は0.91人となっていますが、 熊本市ではすでに今シーズンの流行が始まっています。
インフルエンザワクチンは接種した直後から十分な予防効果が得られるわけではなく、 免疫が形成されるまでには一定の時間が必要です。 そのため、今年は例年より少し早めに接種することも選択肢になります。
呼吸器専門医・アレルギー専門医が、 2026年の熊本市の流行状況を踏まえ、 インフルエンザワクチンをいつ接種するのがよいのかを解説します。
- 2026年の熊本市のインフルエンザ流行状況
- ワクチン接種後、いつから効果が期待できるのか
- 今年は9月に接種しても早すぎないのか
- 注射ワクチンとフルミストの接種開始日・料金
- フルミストの詳しい情報
- 予診票のダウンロード方法
- 65歳以上の方が公費接種を希望する場合の注意点
フルミスト 9月24日から 6,500円 1回接種・税込/2歳以上19歳未満
熊本市のインフルエンザ予防接種2026|今年は早めの接種を検討
熊本市によると、 2026年第34週(8月17日~8月23日)のインフルエンザ患者報告数は25人、 定点当たり患者報告数は1.09人となり、 流行開始の目安である「1」を超えました。
熊本市はこれを受け、 例年より早く流行入りしたと発表しています。
2026年第35週(8月24日~8月30日)は、 23の定点医療機関から21人が報告され、 定点当たり患者報告数は0.91人でした。
現時点で大規模な流行という状況ではありませんが、 今年は例年よりかなり早い時期から患者が確認されている点に注意が必要です。
インフルエンザワクチンは接種してすぐには効きません
注射のインフルエンザワクチンを接種すると、 体内でインフルエンザウイルスに対する免疫反応が徐々に形成されます。
まだ期待できません
期待できるようになります
持続すると考えられます
一般的には、季節性インフルエンザワクチンの予防効果が期待できるまでには 接種後およそ2週間かかるとされています。
今年は9月に接種しても早すぎませんか?
例年であれば、冬の流行期を考えて10月以降に接種する方も多くいらっしゃいます。
しかし2026年は、熊本市で8月17日~23日の時点ですでに流行入りしています。
ワクチン接種後、十分な免疫が形成されるまで約2週間かかることを考えると、 今年については9月から接種を開始することにも十分な意義がある と当院では考えています。
力合クリニックでは9月10日から注射ワクチンを開始します
2026年度、力合クリニックでは、 注射のインフルエンザワクチンの任意接種を9月10日から開始します。
料金は1回3,000円(税込)です。
今年の熊本市の流行状況と、 接種後に免疫が形成されるまでの期間を考慮し、 例年より早い時期から接種できる体制としました。
フルミストは9月24日から接種開始・6,500円です
当院では注射のワクチンに加えて、 鼻から噴霧して接種する経鼻インフルエンザワクチン 「フルミスト」も実施します。
2026年度は9月24日から接種開始、 料金は6,500円(税込)です。 対象は2歳以上19歳未満で、接種は1回です。
「注射との違いは?」「どのような副反応がある?」 「どんな人は接種できない?」など、 フルミストについて詳しく知りたい方は専用ページをご覧ください。
フルミストの詳しい説明を見る →65歳以上の方は公費接種の開始時期にご注意ください
当院では9月10日から注射ワクチンの任意接種を開始しますが、 熊本市の高齢者インフルエンザ定期予防接種とは別の扱いです。
公費接種をご希望の方は、 熊本市が公表する2026年度の接種期間・自己負担額などをご確認のうえ、 対象期間内に接種してください。
予診票を事前にご記入いただくと受付がスムーズです
ご自宅で予診票を印刷・記入してお持ちいただくと、 接種当日の受付がスムーズです。
※ご自宅で印刷できない場合は、来院後に院内でご記入いただけます。
このような方は早めの予防接種をご検討ください
- 喘息やCOPDなどの呼吸器疾患がある方
- 糖尿病や心疾患などの基礎疾患がある方
- インフルエンザによる重症化をできるだけ避けたい方
- 学校や保育園など集団生活をされている方
- 受験、旅行、大切な行事を控えている方
- ご家族に高齢者や基礎疾患のある方がいる方
よくある質問
A. 当院の2026年度の任意接種は、 1回3,000円(税込)です。
A. 1回6,500円(税込)です。 対象は2歳以上19歳未満で、1シーズン1回の接種です。
A. 例年は10月以降に接種する方も多いですが、 2026年は熊本市で8月に流行入りしています。 接種後に免疫が形成されるまで約2週間かかるため、 今年は9月から接種することも選択肢になります。
A. はい。 当院で使用する予診票をダウンロード・印刷していただき、 事前にご記入のうえお持ちいただくと受付がスムーズです。
A. 任意接種として接種することはできますが、 熊本市の高齢者定期接種による公費助成を希望される場合は、 公費接種の開始時期をご確認ください。
ご希望のワクチンをお選びください。
参考文献
- 熊本市「インフルエンザについて(総合対策)」
- 熊本市「熊本市の感染症発生情報・感染症発生動向調査」
- 厚生労働省「インフルエンザ・予防接種に関する情報」
※感染状況は記事更新日時点で確認できる公表情報に基づいています。 流行状況は変化しますので、最新情報をご確認ください。
文責・監修
力合クリニック
院長 堀尾 雄甲
医学博士
日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・指導医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医・指導医
日本アレルギー学会 専門医
日本呼吸器内視鏡学会 専門医・指導医
日本医師会 認定産業医
インフルエンザ予防接種についてご不明な点がございましたら、 お気軽に力合クリニックまでご相談ください。

インフルエンザワクチンは、 接種すれば感染を完全に防げるワクチンではありません。
一方、インフルエンザの発病を一定程度予防し、 発病した場合の重症化を予防することも重要な目的です。
当院では、喘息やCOPDなどの呼吸器疾患、 糖尿病などの基礎疾患をお持ちの患者さんも多く診療しています。 こうした疾患をお持ちの方では、 インフルエンザ感染をきっかけに基礎疾患が悪化することがあります。
2026年は例年より早く熊本市で流行入りしているため、 特に重症化リスクのある方については、 流行が本格化する前の早めの接種を検討してよい状況 と考えています。