間質性肺炎

間質性肺炎とは、肺の中の「間質」と呼ばれる部分に炎症や線維化(硬くなる変化)が起こり、肺が酸素を取り込みにくくなる病気です。進行すると、少しの動作でも強い息切れが起こるようになり、生活に大きな影響を及ぼします。
このような症状はありませんか?
- 少し歩いただけで息切れが強くなる
- 乾いた咳(痰の少ない咳)が長く続いている
- 健診や病院で「胸部レントゲン・CTに異常影」と言われた
- 膠原病や関節リウマチの既往がある
間質性肺炎の怖さ
間質性肺炎は、進行性で完治が難しい病気です。放置すると呼吸不全に至ることもあり、また肺癌や感染症などの合併症も起こりやすくなります。そのため、早期発見・正確な診断・適切な治療がとても大切です。
当院の診療体制
呼吸器専門医・総合内科専門医が直接診療にあたり、患者さま一人ひとりの病状を丁寧に評価し,必要に応じて、地域の基幹病院と連携し精密検査や治療を実施します。
下記を大切にし診療しています
- 胸部レントゲンやCT検査による画像診断
- 呼吸機能検査による肺の働きの評価
- 血液検査で膠原病などの関連疾患を確認
治療方針
- ステロイドや免疫抑制薬などによる炎症をコントロールします
- 抗線維化薬による病気の進行を抑制します
- 在宅酸素療法を含めた呼吸リハビリテーションを行います
- 生活習慣の改善や感染予防指導を実施します
当院の間質性肺炎治療の特徴
- 地域で数少ない呼吸器専門医・総合内科専門医による診療体制で治療します
- 早期発見・早期治療に基づいた長期的なサポートを行います
- 他の生活習慣病や合併症も含めた総合的な管理を行います